プレート衝突が創り出す宮沢賢治の世界。
2023/07/21 13:06|コメント:0件
東北地方の太平洋、北米、ユーラシア各々のプレート衝突エネルギーいわゆる「重さ」は地殻に貯め込まれ、一定量に達すると鉛直線上を海水から大気層へ達する。そこから沖合に停滞する低気圧が発生する、それが夏であれば南東の暖風を遮断し上空の寒気を呼び込む為に「冷夏」となる。これが稲の生育に真逆の天候になると大凶作になる。質屋を営む賢治少年の脳裏に刻まれた慟哭が生涯を決定付けたような気がする。それが雨ニモマケズの「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」神仏にすがり、「サムサノナツハオロオロアルキ」教え子や近隣の農家に対策を示したと思われる。この東日本太平洋沖合の現象は季節によって千差万別となる。更にフィリッピン海プレートも同様であり、黒潮蛇行から停滞する低気圧発生、そこから電離層擾乱まで行くのかどうか。