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突発性難聴の原因と予防法

2017/10/17 03:27|コメント:0件

 我々の耳介は、中耳及び内耳を格納する垂体、いわゆる筐体機構から「熱」の排出効果を高める羽根、いわゆる放熱フィンである。

 

内耳にある蝸牛は、

 

平衡感覚のセンサーと、アナログ音をデジタル信号に変換する電子回路付き超精密機械である。

 

我々人体は、この超精密機械を筐体で保護する事と、蝸牛内の有毛細胞を「熱」から守る事を要求される。

 

専門家ではないので情報源はインターネットからになるが、内耳蝸牛の機構を簡略に示す。

 

蝸牛内部にリンパ液が八分目?程度満たされており、液体の性質を利用して平衡感覚センサーとしての役目を果たす、いわゆる水平器である。

 

このリンパ液内に有毛細胞がが存在しており、音波は鼓膜の振動からリンパ液の揺らぎに変わり、毛が揺れると毛根から電気が発生して、音波が電気信号に変換される。

 

※物質は全て電池の構造をしており、物質が「力」の作用を受けると必ず電気が発生する※

 

脳に電気信号が流入すると、脳から作用反作用の法則で電気が発生、それが神経を伝って内耳に伝導され、流れ込んだ各部位から「熱」が発生する、その「熱」は垂体から耳介に伝わり空間に放出される。

 

※物質に電気が流入すると必ず逆起電力が発生し、正逆の電力が打ち消しあい「熱」に変換される、これが電気用語で云う所の「正負位相の打ち消し効果」である※

 

但し、脳全体から直接垂体組織にも「熱」は流入する。

 

この時、耳介から放熱が出来ない状態に陥れば、垂体は熱膨張を起こす。

 

すると、垂体に格納されていた内耳蝸牛が押しつぶされて変形する。

 

圧し潰された内耳蝸牛は容積が減り、結果としてリンパ液が満杯状態になり水平器の役目を果たせなくなる、これがメニエル病である。

 

次に、リンパ液の揺らぎが制限されるので、有毛細胞から電気の発生は弱くなる、これが突発性難聴である。

 

更に有毛細胞の毛根が「熱」により損傷すると電気は発生しない、更に更に損傷度が高いと毛が抜け落ちるケースまで考えられる。

 

この耳介から放熱を妨げる最大の原因は「寝相」である。

 

右耳を下に寝る癖のある人は右耳を、左耳を下に寝る癖のある人は左耳を損傷する。

 

耳介が熱くなったら必ず冷やす、高熱が出る病に陥った時には必ず耳介を冷やす、これを励行すれば当面突発性難聴は防げる。

 

ただ、脳に過大な電気信号が発生する原因を除去しなければ、危険性は付き纏う。

 

例えば、現代では音による障害が圧倒的多数を占めると思われる。

 

ヘッドホンで音楽を聴く人、耳の真横から音源が入る楽器演奏者及び歌手、電話オペレーター、カラオケ愛好者は、アフタケアとして耳介の冷却に努めるべきである。

 

しかしながら音と決めつけると「オトシ穴」が潜んでいる。

 

脳に過大な電気信号が発生及び流入する原因は、心因性ストレス、身体各部位の病変、脳腫瘍、火傷及びケガ、高熱が出る病、熱中症、と多岐にわたる。

 

耳詰まり、耳内部での異音、耳介が熱い、その時には一刻も早く耳介を冷却し、医師に診断を仰がなければならない。

 

 

 

 
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