店長ブログ

水の三態を解析する。

2018/01/30 12:18|コメント:0件

黒潮の蛇行を解くには水分子と水の正体を知る必要がある。

水分子は金平糖の形をしており、水素原子と酸素原子が化合した気体である。

水分子の金平糖状の突起は14個、突起部はそれぞれ水素原子核1個、中央に酸素原子核1個で形成され、その全体を電子が雲のように覆っている。

その水分子単体が空間に漂う時は、水平方向に突起部が六個の六角形で、左右斜めに60度それぞれ傾いても水平方向に六角形の形を保持する。

この水分子が、水、氷、水蒸気、霧、雲、に変化するのは、場である空間自体が様態を変える為であり、水分子の変化は、膨張・収縮、離合・集散だけである。

※宇宙ビッグバンで陽子が生成された時の衝撃波が電子であり、電子生成時の固体、液体、気体の可逆過程であると思われるが、電子は空間と一体であるから現時点では場の変化と捉える※

次に「場」である空間から水分子を考えると、アインシュタイン方程式の物質と空間の等価関係から、「場」が収縮すると水分子も収縮する、「場」が膨張すると水分子も膨張する。

但し、「水分子を構成する原子核」と「水分子の場を形成する空間」それぞれを「数」に変換したとすれば、まったく同じ「数」になるので、膨張・収縮には限界値がある。

上記の但し書きの意味は理解しがたいと思うが、水が氷に変わる時に重要なファクターになるので記憶されたい。

一方、水分子は「熱」と「空間の引力」により、酸素原子と水素原子の間で電気が発生する、空間が収縮すれば電気量が増え、膨張すれば電気量が減る、発生した電気が水分子間で打ち消しあえば「熱」と「空間」に変化する。

ここで、冷水入りのグラスに水滴が付着する現象を考える。

室温より低いグラスの水が出現すると、空間に存在する熱がグラスに流入を開始する、
すると空間はその熱を抑え込む為に収縮する、これが「力」の発生である。

その時、空間も熱の進行方向に収縮するので大気や水分子もグラスに引き寄せられる。

熱はグラス内の水に流入し、室内に存在する水分子は単位当たり宇宙最強の引力でグラス壁に張り付き、水分子の塊を作る。

水素原子核の単位当たり引力特性は、天の川銀河中心のブラックホール最深部の数兆倍の引力特性を持つので、空間は極めて強い収縮をする。

これをアインシュタイン方程式から見て、水分子同士がある一定数で塊を作ると極めて強い空間の縮みにより「場」は液状を呈する、と定義する事が可能かもしれない。

これを自然環境に当てはめて考える。

熱が空間を上昇するのは、「熱」は重さを有するので、その重さを空間が縮んで抑え込もうとする為である。

物質は引力を有するので地球の引力に引かれるが、「熱」は物質ではないので引力の働く反対方向に進む、この代表例が「光」である。

ここから入道雲を例に考える、空間に漂う水分子は熱と共に上空に向かって上昇する、そして空間の引力と水分子の重さが一致した所に雲を形成するが、熱だけは更に重力密度の薄い上空を目指す。

※物質側から見れば引力、空間側から見れば浮力であり、熱は熱平衡を完了するまで拡がり続ける※

熱成分を失った水分子は、電気的反発よりも引力作用が勝り、水分子同士が引力を求めて合体する。

「水分子の塊」は、自身が持つ平衡特性と空間が持つ引力特性のバランスで球体を形成する。

最後は、空間の浮力よりも地球の引力が勝り、雨粒となって地表に落下する。

次稿では氷に付いて考えたい。

エンタシスと地震の相関関係。

2018/01/13 23:21|コメント:0件

建築物の柱は両端2つの質点を有するが、柱の重量を考慮しなければ柱の中央部に両端の2倍の「力」が掛る。

その理由は、1トンの荷重を支えるには、床からも位相が正反対の1トンの荷重が掛る事になる。

これを吊り橋に置き換えて考えると、吊り橋構造物は橋側からも地表側からも同じ重さを引っ張り合う事になる。

つまり位相が正反対なので、重さは打ち消し合いゼロになる、しかし「力」は2倍になる。

所謂、「重さ」は外へ外へ、「力」は内に内に、これが宇宙の理である。

以上が「力」の作用反作用の法則であり、ここから古代の柱の様式であるエンタシスが発明された。

例えば、柱の両端の円周を1メートルとすれば、柱の中央部の円周を√2メートルにすると、断面積は両端の約2倍になる。

※実際には柱の重量を加味するので数値は変化する※

この中央部からから柱の両端へテーパーを付ければ、この柱の全ての地点で全く等しい「応力」が生じる事になる。

つまり、それぞれの柱が同じ材質であれば、理論上この様式の構造物は経年変化による歪みや傾きは生じない事になる。

しかも円柱で、丸みを帯びたテーパーを付ける事によって「力」を均等に分散させる。

即ち、エンタシスは視覚上に由来するのではなく、完璧な物理であり古代の人々の知恵には感服せざるを得ない。

さて、

東南海沖を流れる黒潮の蛇行であるが、「力」の特性から考えると、蛇行中心部の海底地下に「偏在する重さ」の運動エネルギーが発生しているはずである。

当該フィリピン海プレートは南西方向から日本列島に向かっており、プレートの北東方面の縁が他のプレートと衝突し、その一部の「重さ」が集まった所が蛇行中心部の海底地下である。

この「重さ」が物質と一体となって「力」を生み出し、海底地下の歪、海洋の渦、大気層の低気圧、更に電離層の擾乱、と「重さ」は外へ外へと向かう。

ここから黒潮蛇行の渦の変化を読み解く事になるが、位置の推移、規模の消長、である。

日本列島に近づくのか遠ざかるのか、あるい停滞したままなのか、はたまた伊豆諸島に向かうのか。

そして局地的に見れば、プレートの縁の列島各地に異変異常は生じているのか。

次稿では、黒潮の流れの原理、渦の仕組みと原理、蛇行の原因を探りたい。

 

電離層を利用して地震を予知する。

2018/01/07 05:24|コメント:0件

前々稿に記した地球の引力を決定する要因で、通常では読み解けない不規則な変化を及ぼすものは、地球の重さと一体となる、切迫した「地震の巣」の運動エネルギーだけである。

然るに、海底の地下奥深くの「地震の巣」の運動エネルギーは、「力」と「物質の重さ」を掛けたものになるが、その「重さ」は地殻プレート、海水、大気、電離層と鉛直線上を外へ外へと向かう。

その時、その「重さ」は海水に留まれば渦に、それでも「重さ」が過剰であれば、大気層に向かい渦を、いわゆる低気圧が発生する。

それでも「地震の巣の重さ」が過剰であれば電離層に向かい、地表近くに「垂下した濃密な電子集団」を形成する、これが切迫した「地震の巣の重さ」の最後の行き先である。

つまり、電離層が地表近くに「下垂した濃密な電子集団」を形成した時に、大規模な地震は起きる。

ここに波長の違う電波を飛ばす事によって、反射、透過、或いは増幅と、電波の反応の違いが出る、この様な電離層を発見する事が地震予知と言う事になる。

例えば、GPSによる電離層の状態の把握、通常では受信できない地域のFM放送の受信、ラジオ放送の受信状態、各種ノイズ、赤外線を照射してオーロラを発生させる、ラジオゾンデによる観測、ドローンを飛ばして温度の検知等々であろうか。

要は、電離層を形成する異常な電子集団の位置と規模を、一刻も早く発見したい、この事に尽きる。

地震予知の順序としては、始めにその場を住みかとする生命体の異変を察知する事、次に「場」である大地、海洋、大気の状態を探る事、最後に電離層の異変異常を知る事、になる。

上記の事柄を確かなものにするには、広く情報を収集し、些細な事でも予断を持たずに精査し、普く全てを公開する事である。

次稿では、具体的地域を基に論理シミュレーションをしてみたい。

 

電離層と電波の関係に付いて。

2017/12/04 10:53|コメント:0件

電離層を利用した地震予知を可能にする為には、電波の伝搬形態を正確に知る必要がある。

巷間、電波は電離層と地表を反射しながら進むと考えられているが、地表から電離層へのの反射波は皆無である。

なぜならば、電波を飛ばす時には、アンテナの片方は地中に埋め込むので、地表に届いた電波は送信所のアース側に戻る。

長波、中波、短波帯までの電波の場合は、電離層に届いた電波は、電離層内を弧を描くように拡がり、次々と電波を空間に放射する。

特に、短波放送に使われる電波は、条件が整えば電離層内部で増幅作用が生じるので、地球の裏側から電波が届くケースもある。

その増幅の概略は、電波が電離層内部に進入し、電離層の中心部の高温で濃密な電子群で反射され、また空間に放射される現象が増幅作用になる。

これと同じ現象を真空管の増幅作用を例に考えてみたい。

所謂、三極管の増幅作用とはカソードKからプレートPに濃密で強力な電子の流れに、グリッドGから小さな信号fが進入すると、fは大きな力を獲得し、Pに流れ込む。

※真空管内に発生する電子とは「電子のクローン」で、電離層の電子とは素粒子の電子である※

そのPから反対に逆起電力が生み出され、真空管内に逆位相の信号が放射される。

これが同管内の負帰還NFBと言われるものであるが、このNFBはタイムラグが無いので信号の混濁は生じず、自然に近い音質が得られる。

話を元に戻すと、送信所から放たれた電波fは電離層の「淡い電子集団」に入り込み、周囲の電子を振動させながら中心部「濃密な電子集団」へ向かう。

この作用が結果として増幅作用になり、最終到達点に衝突すると「濃い電子集団」から逆位相の振動波が放射される。

上記、真空管の逆起電力、電子の振動波の放射、どちらも原理は「力」の作用反作用の法則である。

この電離層の電波増幅作用が、夜間だけで成り立つのは、幅が広く熱成分の多い昼の電離層の場合は、途中で同期吸収されるからと推察される。

ここで波長の違いで、電波の運動状態が変わる理由を探る。

まず「場」である空間の特性が下地になり、その空間の特性に従う電離層を形成する電子の様態変化、その空間と電子に影響を及ぼす「電波の熱量」、これが電波の行き先を決める。

例えば、電子一個一個が貯留できる熱量が等しいと定義すれば、以下の現象が成り立つ。

熱量の多い電波が電離層に飛び込むと、多数の電子で対応しなければならないので、電波は外へ外へと膨らみながら流れ込む、反対に熱量の小さな電波であれば、電波は前に前にと進む。

そして電波は光と同じ性質であり、最短距離を進もうとするので結果として蛇行しながら前進する。

その時、空間は熱量が多ければ、熱の重さに反応して縮むので、電子もまた収縮する。

即ち熱量の大きな電波は、大きく蛇行に蛇行を重ねながら前に進むことになるので、大きな抵抗を生じる。

反対に熱量の少ない電波は、空間にも電子にも作用の程度が小さいので、生じる抵抗は極めて少ない。

つまり電離層の特性として、波長の長い電波は反射波が生まれる方向に、反対に波長の短い電波は透過する方向に振れる。

次稿では、この電波と電離層の性質を利用して地震予知の方法を考えたい。